こんにちは
京都市右京区嵯峨 嵐電車折神社から徒歩1分の
嵯峨嵐山整骨院です。
もう4月もあと少し
日差しを見ると春もすぐそこまで来ている気がします。
最近ニュースで「はしか」について取り上げられています。
しかも結構トップニュースでした。
「なぜこんなに注目されているのでしょうか?」
それは感染力の強さにあります。
発症している時の感染力は
インフルエンザの数倍!
家庭内や小さなオフィスなどで発症している人がいると
感染率(発症ではない)はほぼ100%とも言われています。
はしか(麻疹)とはどのような病気か。
麻疹ウイルスによる急性発熱発疹性の感染症で
空気感染、飛沫感染、接触感染等いろいろな経路で感染するなど
とにかく感染力が強いことが特徴です。
乳幼児に好発しますが、麻疹ワクチン接種の国の対策が年代により異なり
抗体を持たない成人の感染が問題になっています。
麻疹の症状
38℃以上の発熱が続き咳や鼻水を伴います。
インフルエンザかなと受診したら麻疹だったということもあるようです。
感潜伏期は10日ほどで最初に発熱で発症します。この時期が
一番感染力が強く注意が必要です。
発熱の後に耳の後方あたりから発疹が出現します。
発疹の1~2日後に口腔粘膜にコプリック斑があらわれます。
この白い特徴的な粘膜疹で麻疹の確定診断がでることが多いようです。
発疹は徐々に全身に広がり数日で回復に向かいます。
治療と予防
ワクチンの予防接種を受ける事が最良の方法となります。
昭和41~53年以前に生まれた人
自然感染による免疫を獲得している人が多い。
昭和53年~平成5年
麻疹ワクチンの定期接種(一回)を実施。平成元年からは
MMRワクチン(麻疹、風疹、おたふくかぜの三種混合)と風疹ワクチンの
選択可能となりましたがMMRのおたふくかぜワクチンでの副作用による髄膜炎が
問題になりMMRワクチンは中止となりました。
それにともない平成6年より麻疹ワクチンも
任意での接種(努力義務)に変更されてしまいます。
ですから副作用の事もあり、この前後の接種率は低いものになりました。
平成18年~
麻疹の予防接種はMR(麻疹、風疹混合)ワクチンの定期接種(2回)
2回行う事により麻疹に対する免疫をしっかりと付けるようにと実施。
この後、高校生、大学生の間で大流行し予防接種の意識は高まった。
そのためワクチンが不足することも多く見られた。
このように年代によっては麻疹に対する抗体を持っていないこともあります。
子供のころに自然感染した、予防接種を受けたはず・・・そう思っていても
間違っていることもあります。
心配な方は病院での抗体検査やワクチン接種をおすすめします。
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